業務改善と聞いて、どんなことを想像しますか?では、業務改革と聞いて、改善と改革の違いを説明できるでしょうか。
実は、「改善」と「改革」は、まったく違うものなのです。改善=現在のやり方の上に変化を加えるため、基本的なプロセスやルールは変わりません。一方で改革=既存のやり方をゼロリセットし、組み立てなおすため、新たなプロセスやルールが構築されます。日本語は難しいもので、この2つの言葉は同じように使われているため、違いを意識していないのが現状です。

例えば、月次の営業資料を個々に作成しているとしましょう。改善は、この資料を効率よる作成するために、Excelのマクロを使ったり、システムからダウンロードしたものを書こうしたりするでしょう。改革は、作成そのものはSFA(営業支援システム)や販売管理システムから自動作成することで、個々に作成することを辞める。作成に費やしていた時間は、次の戦略を協議するための時間に充てる。といった感じです。
BPRは改革ですので、現在のプロセスが正しいという前提を捨てて、0(ゼロ)から構築をしていきます。これにより、形骸化しているような社内の取り組みや外部環境と食い違いが発生しているようなルールを排除することができます。これまで実施してきたものを一旦捨てるわけなので、勇気のいる選択かもしれませんが、前の回で書いたように外部環境の変化に柔軟に対応できる企業を作るためには、必要なことだと考えます。いかがでしょうか。違いを正確に理解することで、企業内の様々な事案に対して考える観点が変わってきませんか。
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